職場でローカルファンディングをやってみた話
自分の趣味の展示会を職場で開くのに、職場の人10人から1000円ずつを募ってみた。結果自分の金でやるのの一万倍勉強になった。
あるイベントで、自分のごく私的な趣味の展示をすることにした。金をかけずにやれるといえばやれるが、なんとなく最近流行りのクラウドファンディング的なことをやってみたくなった。そこで目標額を1万円として、職場で1000円出してくれそうな人を選んで出資をお願いして回った。
結果、何人かには断られつつも、無事目標額に到達。
もらいに行く側が考えてること
もらいに行く側だって人を見ている。断られなさそうとかではない。普段の信頼関係がある人に貰いに行くよね 。
出してくれた人もいろんな反応があって面白かった。断る人、無条件で OK の人、リターンを聞く人、いくらでもいいよと言ってくれる人。
失敗したこと
3人からお金を未回収…10人出資をもらえたら改めてお金を取りに行きますという風に言うてた。
やってみて
やらないわけにはいかなくなった。展示のための制作がけっこうぎりぎり。
1000円出したから見に行くわ、と言ってくれる人が出た。
それが目的ではないが、自分のやりたいことにお金を出してくれる人がいるんやなということが実感できた。
出資を頼まれるって光栄なことやで、ほんまに。あのんで出資してもらえるのも「信用」があってこそやけど、出資を頼まれるというのは「信頼」されているということ。
あいつに頼みたくない、とか、100%断られるやろな、と思われてたら声がかからない。
後輩が自分の隣の同僚のところに来て出資を頼んでそのまま帰って言ったらへこむでしょ。なんで俺に頼まんのって。それはな、1000円も持ってない貧乏人と思われているんじゃないならたぶん信頼されてないからや。